不妊症 1

[周期調節法]

不妊体質の改善を希望するお客様には、同じ漢方薬をいつまでも飲み続ける方法では
なく、中医学の周期調節法を取り入れながら、お客様によっては、西洋医学の理論に
合わせた治療法で、良い結果を得ています。

 中医学とは、

中国の伝統医学で、整体観(バランス重視の医学)、弁証論法(オーダメード医学)
未病先防(予防医学)を特徴としています。

○周期調節法とは

 漢方薬で、月経周期のリズムを妊娠しやすい状態に調節する 治療法で 
 中医学の陰陽理論に基づき、月経から排卵までの低温期を「陰の時期」、
 排卵以降の高温期を「陽の時期」 と、とらえ、さらに月経周期を『月経期』、
 『卵胞期』、 『排卵期』、『黄体期』という4つの時期に分けて体のリズムに
合わせて漢方薬を飲み分けていきます。
 そうすると
 乱れていた月経や排卵もおのずと整って、女性本来のからだのリズムを
 早く取り戻すことができます。

○西洋医学との併用
 
 漢方薬がさらにプラスに作用するケースが多いです
 体外受精で受精卵を子宮に戻しても必ずしも妊娠するとは限りません。
 母体の体質、内膜やホルモンの状況も大きく関係してきます。
 漢方薬でよい卵子が作れます。
 排卵誘発剤で卵子の成長を早めても質までは保証できません。
 この時
 補腎の漢方を併用して栄養を補ってあげれば卵子の質が良くなり、
 元気な赤ちゃんが生まれます。

○周期療法
 
 それぞれの人の症状に合わせながら、周期療法を進めます。
 周期療法の目指すのは、からだ全体の機能を整えながら
 良い卵子
 良い受精卵
 良い子宮内膜を作り
 着床しやすい体質に改善することです。

 また、たび重なるホルモン治療で、卵子が育たない状態になっているような場合は
 周期療法に入る前に まずは疲れた卵巣をいたわってあげることが大切です。
 卵巣を元気にする補腎薬を服用し、基礎体温も二相性に整ってきたところで
 周期療法に移します。



 

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# by kyorindo | 2016-10-19 12:15 | Trackback | Comments(0)

秋から始める風邪予防と秋の養生

朝晩涼しくなって、過ごしやすくなった今の時期、夏の疲れや冷房によるお腹の
冷えが,残っていると疲労感が抜けず、風邪をひきやすくなります。
そこで風邪予防の食材は薬膳で咳や痰、胸や胃のつかえに良いといわれるタマネギです。
生薬では鹿茸で呼吸や免疫、冷えの症状に関わっています。
昔から「風邪は万病のもと」と言います。喘息など持病をお持ちの方は、風邪を
きっかけに持病が再発してしまった、悪化してしまったというご経験があることでしょう。

秋の養生について『黄帝内径』には次のように書いてあります。

『この季節には、鶏のように早寝早起きをすることが大事であり、心を安らかにして、
悔やまず精神を落ち着かせて、秋の気が身体を損なうことのないようにし、
やたらと動き回って、肺を冷やさないようにする。』

これが秋に合った養生法であると。

こうした漢方の知恵を生かして、秋を健康に楽しみたいものです。

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# by kyorindo | 2016-09-15 20:38 | Trackback | Comments(0)

暑さに備える! 身体の夏対策

夏は「血(けつ)」の巡りが盛んになり、五臓の「心(しん)」が活発に働く季節です。
その分、心にかかる負担も大きくなります。
暑さで大量の汗をかくと、体内の「水分」や「気(エネルギー)」を消耗し、血が濃縮して、
ドロドロ血になったり、エネルギー不足から心の疲労を招いたりすることもあります。
心に負担がかかると、動悸や息切れ、不整脈、疲労感といった不調が起こりやすくなります。
心の働きが弱くなると、脳に十分な血(栄養)が送られず意識がもうろうとする
頭がぼーっとするなどの症状が現れることもあります。
高血圧や狭心症、動脈硬化症などの生活習慣病がある人は、特に意識して「心を守る」ことを
心がけましょう。

もう一つ、夏を元気に過ごすためには、体内の「熱」と「湿(余分な水分)」を上手に取り除くことも大切です。
身体に湿が溜まると胃腸の働きが低下するため、食欲不振や消化不良などを起こし、
夏バテしやすくなってしまいます。
冷たい飲食を控え、バランスの良い食事で十分な栄養を取ることも大切です。
積極的な養生で夏に負けない元気な体を養いましょう。

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# by kyorindo | 2016-07-28 10:17 | Trackback | Comments(0)

カラダのケアで更年期を穏やかに

 更年期は、女性の身体が成熟期から老年期へと移る45~55歳くらいの時期。
この年代になると女性ホルモンの分泌が急激に減少します。
その結果、体内のホルモンバランスが乱れて自律神経の調節がうまくできなくなり、
のぼせ、冷え、肩こり、精神不安、不眠といったさまざまな不調が起こります。
こうした更年期の症状は、主に五臓の「腎」の衰えによって起こると考えます。
「腎」は、生命エネルギーの源「精」を蓄え、生殖や生長・発育と深くかかわる臓器。
そのため腎の働きが弱くなると、ホルモンの失調などを起こしやすくなります。
また、腎の潤いや陽気も不足しがちになり、体内の陰陽バランスが崩れることも。
その結果、のぼせや冷えといった不調が現れるのです。
その他に、血行が悪くなる「瘀血」の状態や、ストレスによる「気」の巡りの停滞なども、
更年期の不調を悪化させる要因となります。
身体全体のバランスを整えることで、不調を改善していく漢方医学の対処がぴったりでしょう。
更年期ケアの基本は腎の養生と瘀血・ストレス対策です。



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# by kyorindo | 2016-06-16 15:22 | Trackback | Comments(0)

春の健康管理を漢方で!


いよいよ
桜も満開になり、春本番の季節到来です。”春”は 五行説では「木」に該当し、さらに
五臓では「肝」に該当します。

すなわち、春は肝の病を引き起こしやすいということです。

肝は気血を巡らせる働きがあるとともに、感情・情緒のコントロールも行っており、
失調するとイライラ・抑うつ・怒り易いなどの症状を引き起こします。
肝はストレスの影響を受けやすい性質があるので、春はストレスの影響を
いかに軽減するかがポイントです。

漢方には肝を穏やかにする処方がたくさんあり、春の健康管理に有用です。

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# by kyorindo | 2016-03-30 10:08 | Trackback | Comments(0)