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疲れが取れて元気が出る栄養供給の話

 体に活性酸素がたまると疲れを感じます。
活性酸素は、体の中に適量ある場合はバイ菌を退治するなどの良い働きをします。
活性酸素は過労やストレスにより過剰に増えますが、過剰な活性酸素は体の細胞を傷つけます。
すると、細胞の働きは低下し、筋肉の動きが悪くなる、エネルギーが作られにくくなるといった状態になります。このとき、体は「だるい」「重い」と感じるようになります。
この状態を「疲労」といいます。
体の中の過剰な活性酸素を消すと、疲れが取れて元気が出ます


# by kyorindo | 2020-12-23 10:37

夏バテを防ぐ生活習慣

1.こまめに水分補給をする
厚生労働省の資料によれば、普通の生活においても毎日2.5Lの水分が身体から失われています。この時期は熱中症予防のためにも、
水やお茶をこまめに飲みましょう。なおスポーツドリンクを含めて、糖質の多い清涼飲料水の飲み過ぎは糖質の分解にビタミンB1を
多量に消費するため、疲労感を招きやすくなります。

(水分補給のポイント)
・ビールは飲んだ量の1.5倍排泄するなど、アルコールには利尿作用があり、水分補給にはならない。
・起床時や入浴後、スポーツ時は水分補給を心がける

2.温度差や身体の冷やし過ぎに注意する
外気温と温度差が身体の冷やし過ぎは自律神経の乱れを招きます。エアコンの風が直接当たらないようにして、寒さを感じたら衣類や膝掛などで 調節しましょう。また、冷たい飲み物は胃腸に負担をかけやすく、身体の冷えの元にもなります。なお、夕方以降の涼しい時間帯に行うウォーキングなどの軽い運動は、自律神経の働きを整えるうえで有効です。

3.睡眠をしっかりとる
暑さによる疲労回復や、自律神経を整えて体調不良を改善するために睡眠は欠かせません。ただし、睡眠中のエアコンのかけっぱなしは身体を冷やしすぎ、かえって体調を崩しやすくなります。就寝時間、起床時間に合わせてタイマー設定を活用しましょう。

4.1日3食、いつも以上に栄養バランスを心がける
暑さで疲れやすく、汗でミネラルを失いがちな身体はたっぷりの栄養が必要です。少量でも多くの品目を食べられるよう、食事の内容に気を配りましょう。また、きゅうりやトマトの夏野菜は水分が多く、ほてった身体を冷やす働きがあります



# by kyorindo | 2020-08-18 10:35

かぜ・インフルエンザ 冬のウイルス対策!!(免疫力アップ)

 真冬を迎えるこの時期は、かぜやインフルエンザにかかりやすいやすい季節。
大切なのは、免疫力を高めてウイルスに負けない強い身体をつくること。
日頃の養生でしっかり体質を整え、冬を元気に乗り切りましょう。

    免疫力アップは「衛気」の充実から

 気温が低く空気が乾燥する冬は、かぜやインフルエンザ等感染症が流行します。
これは鼻や喉の粘膜が乾燥し、ウイルスをブロックする力が弱くなってしまいます。
ウイルス対策で何より大切なのは、身体の免疫力を高めて強い体質をつくること。
そのためには、まず体内の「衛気」を充実させることが肝心と中医学では考えます。
 衛気は身体の表面(鼻や喉の粘膜、皮膚など)にバリアを張り、ウイルスの侵入を
防いでくれる免疫力の要。ところが「消化器系」や「呼吸器系」の働きが落ちていると
衛気の元となる「気(エネルギー)」を十分に養うことができずバリアをしっかり
張り巡らせることができません。その結果、免疫力の低下を招いてウイルスに感染
しやすくなってしまうのです。



# by kyorindo | 2020-01-15 14:22

秋バテにご用心!

 秋は、夏の間に消耗した気を補い、冬に備えて体力を養う、体を調整する季節です。
夏の疲れや朝と夜の気温差等が原因とされ、猛暑を乗り切り『涼しくなってきたから
大丈夫』という油断によってどっと体調を崩してしまうといったケースがあります。

こんな症状が出てきたら『秋バテ』サイン

。食欲がなく胃がもたれる
。疲れやすくだるい
。めまい、頭がボーっとする
。朝すっきり起きられない
。なかなか眠れない
。風邪を引きやすい  など

秋バテ対策

。運動不足は体内循環を悪化させ、疲労物質を溜め込む原因になります
。寒くない季節は38~40°のぬるめのお湯につかり、ゆっくりの入浴時間をもうけましょう
。季節の変わり目に眠れない人は、質の良い眠りを得るために朝イチで日光浴を行いましょう
。下半身を冷やさないように

 秋は「肺」の潤いが大切です
中医学の「肺」とは、鼻。ノド.気管支.皮膚などを含めた広い意味での呼吸器系を指していて
全身の「気」(生命エネルギー)の働きを調節し、呼吸や水分代謝をコントロールし、さらに
免疫機能の一部も担っています。
秋は「気」を補い、体(特に肺)に潤いを与えることがとても大切です。

「肺」を潤し「気」を補う食材

秋の食養生のポイントは、肺に潤いを与え、胃腸の働きを整える「気」を補う商品を意識して取りましょう
おすすめは
レンコン、梨、ぶどう、ユリ根、クコの実、豆乳、はちみつ、落花生、杏仁豆腐 など など








# by kyorindo | 2019-10-03 14:44

五月病と漢方

五月の連休後に張りつめた糸が切れ、なんだか気分がすぐれない、学校や会社に行きたくない、何となく体調が悪い、授業や仕事に集中できない、憂鬱になる、などの症状が出ることがあります。これらの症状を「五月病」と呼びます。

五月病の原因はストレスの積み重ねからくる精神疲労と肉体疲労です。
主な症状としては
疲れやすい・頭痛がする・眠れない・夢を見る・食欲が落ちる・仕事や家事がテキパキこなせないなどの身体的なものから朝起きがつらい・ボーっとする・やる気がおきない・気分が落ち込む・不安や焦り感がひどくなる・などの精神的な症状までさまざまです。これらの症状が長引きこじれると重度のうつ病にまで進行することがあります。
そんな時
笑ったりしてセロトニンの分泌を活性化させストレスを緩和するとか適度な運動で筋肉を動かすことで緊張が和らいで心身をリラックスするとか心に働く漢方薬を用いたりして生活のリズムを整えましょう。
例えば
朝起きがつらくてボーっとしている人には「牛黄製剤」「香蘇散」を疲れて夢を見る人には「複方霊黄参丸」「加味帰脾湯」を不安や焦りで何も手につかない人には「能活精」「苓桂甘棗湯」などがよいでしょう。

# by kyorindo | 2019-05-25 10:57