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お屠蘇と養生

お酒に浸し元旦に飲むという中国古来の風習が伝わり、平安時代の宮中から始まり、
民間まで広くお正月の祝い酒とするようになったとのことです。
芳醇滋味にして気分爽快とさせる「お屠蘇」の一杯は、お正月の祝い膳には欠かせぬものです。
古来より伝わる漢方の「お屠蘇」で正月をお祝いし、心身ともに健康でいられるよう
また健康を取り戻せるように、同じく古来より伝わり、今にも通じる養生訓があります。

  黄帝内径・素問より

 「食飲有節」(しょくいんにせつあり): 飲食に節度があること

 「起居有常」(ききょにつねあり)  : 規則正しい生活をすること
 
 「不妄作労」(みだりにさくろうせず): 遊びすぎず働きすぎないこと

 「恬憺虚無」(てんたんきょむ)   : 心穏やかに暮らすこと

# by kyorindo | 2010-12-18 11:23 | 花粉症 | Trackback | Comments(0)

「風邪の予防とかかったときの養生」


冬は風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすい季節です。
空気が乾燥し低温になるとウイルスの活動が活発になるからです。
健康体で規則正しい生活をしていれば風邪はひきませんが、生活が不規則、
暴飲暴食、疲労が蓄積すると生体側の防衛力が低下して風邪をひきます。
風邪が皮膚から入ると「悪寒・身体痛」の風邪に、口、鼻から入ると「のど痛・発熱」の
風邪になりやすいです。
風邪の予防は第一に皮膚を丈夫にしておくことと、帰宅後に、「うがい」をすることです。
第二に規則正しい生活、食べ過ぎ、飲み過ぎをしない、そして疲れを溜めないことです。
皮膚から風邪が入り込まないように温かい薬味(香辛料)を使った料理を食べることも大切です。
これは皮膚の防衛力を応援するからです。


  では風邪をひいてしまったらどうするか?

体を休めて養生することです。
寒気のある風邪をひいたときは、温かくして早く寝る、食欲があれば「おかゆ」と
「生姜・ネギ入りの味噌汁」を食べるといいです。
そして葛根湯、桂枝湯、麻黄附子細辛湯などの漢方薬を、
のどの痛み、熱が出る風邪をひいたときは、銀翹散、板藍茶などの漢方を
食事は消化の良い「おじや」などがいいです。
そして早めにお休みになることをお薦めします。

   風邪は万病のもと!!です

アフターケアも適切に
一般に風邪のような発熱性消耗性疾患では、エネルギーと潤いを消耗して気陰両虚になる
傾向にあります。
生脈散などでケアすることが重要です。

# by kyorindo | 2010-11-22 12:56 | Trackback | Comments(0)

未病

 
 「秋燥」の季節に風邪対策
  
    風邪ひかぬ日常の体力と
    ひいた風邪の初期治療


  秋燥と風邪
   
    秋の風は爽やかで、空は高く晴れ上がり、
    とても過ごしやすい季節です。
    しかし、“ 秋燥 ” という言葉があるように、
    乾いた空気によって健康が害されることもあります。
    空気の乾燥に弱い内臓は呼吸器の系統です。

    気道の粘膜が乾燥して抵抗力が弱まり過敏となり、
    細菌やウィルスに感染しやすく、また炎症を起こしやすく
    なります。
    アレルギー体質の人の場合には、気管支喘息が悪化することが
    しばしばあります。
    また、気管支喘息では、風邪をひくと呼吸困難などの発作が
    起こりやすくなるので、風邪の予防や早期治療を
    きちんとすることが大切です。
    

# by kyorindo | 2010-10-29 14:00 | 花粉症 | Trackback | Comments(0)

女性のからだ   パートⅡ

“月経前症候群・PMS”

  生理が始まる前からの一連の症状であり、精神の抑うつ、または怒りっぽい、胸脇苦満、
  頭痛、頭がボーッとする、悪心、嘔吐、下痢、腹脹、浮腫が見られます
  これらは、生理の始まる1~2週間前から現れるもので、生理3日前に最も著しくなりますが、
  生理が始まると消失します

 よく見られる症状として
 (1)神経症状   : 頭痛、めまい、肩こり、頭がボーッとする、精神的緊張感、
              イライラ、不眠、多夢、集中力低下、気分が沈む

 (2)消化器系症状: 悪心、嘔吐、便秘または下痢、食欲増加・減退、腹部膨満感

 (3)呼吸器系症状: 鼻炎、息切れ

 (4)婦人科症状 : 下腹部痛、腰痛、胸が張る痛み

 (5)その他    : むくみ、疲れ、ニキビ、吹き出もの、体がだるい


  要因として  
  ○ ストレスによるもの
  ○ ふだんから胃腸虚弱によるもの
  ○ 平素から腎気虚によるもの       etcがあります

    漢方薬、漢方サプリで 身体の元気がよみがえります

# by kyorindo | 2010-09-17 11:31 | 婦人科 | Trackback | Comments(0)

不妊症の薬膳

       

  血虚タイプ

「血」が不足している血虚体質によく見られる不妊症で、生理の時の経血量が少なく、めまいや立ちくらみ、顔が青白い、皮膚や髪につやがないなどの症状が見られます。
このタイプは、不足した血を補って、子宮や卵巣の働きを整えると妊娠しやすくなります。
レバー、鳥骨鶏、かき、なまこ、ごま、黒豆など、血を補う食材を積極的にとって、血虚体質を改善することから始めてみましょう。

 [この症状によい主な食材]

 レバー、かれい、太刀魚、豚肉、鳥骨鶏、かき、なまこ、ほうれん草、にんじん、トマト、小松  菜、金針菜、モロヘイア、ごま、黒豆、小豆、プルーン、ざくろ、なつめ、桃、ぶどう、レーズ  ン、黒砂糖、豆乳、豆腐など


  冷えタイプ

 冷えは女性の体にさまざまな障害を与え、不妊の原因になっていることもあります。
 冷えは黄体ホルモンの分泌不全で起こることがあり、その状態では妊娠しにくくなってしまうので す。そういう女性では毎日基礎体温を測ると、高温期が低くて短い傾向が見られます。
 冷えは、中医学でいうと気虚、血虚の状態です。そこでこのタイプの不妊では「気」と「血」を補 う食材が役立ちます。特に体を温め、新陳代謝を高める「温熱性」のえび、羊肉、ねぎ、にらなど がおすすめです。

 [この症状によい主な食材]

 えび、うなぎ、牛肉、羊肉、もち米、大和いも、長いも、にら、ねぎ、玉ネギ、生姜、山椒、にん にく、シナモン、くるみ、クコの実、よもぎ、栗、ざくろ

 “えびとそら豆の炒め物を作ってみました”

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えび     甘/温  肝・腎

       補陽
       内分泌機能とエネルギー代謝を促進する働き

そら豆    甘/平  脾・胃

       補中益気
       健脾利湿
       胃腸の働きを促進し、ビタミン、ミネラルも豊富

ミニトマト  甘酸/微寒  肝・脾・胃

       生津止渇
       口渇
       ノドの渇き

     夏の疲れた体に元気と潤いを与えます    

# by kyorindo | 2010-08-10 13:00 | 薬膳 | Trackback | Comments(0)