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免疫の基礎

 人間の体には、免疫という働きが備わっていま
す。免疫の仕組みの要が血液中の白血球です。
白血球は、リンパ球、顆粒球、マクロファージに
大きく分けられます。
そして、それぞれに得意分野を持って病原菌の
攻撃に当たるのです。
ところが、低体温だとこれらの免疫システムは
うまく働くことができません。
免疫の能力が衰えれば、様々の不調が体に表れて
来るのは当然のことです。
 
 本来、人間の体内では目が覚める一時間くらい
前に、ステロイドホルモンが出て、そのホルモン
に刺激されて体温が上がる仕組みになっています。
体を活性化させる準備が始まるわけです。
 しかし、低体温の人はこの働きが鈍っている
ので、朝だけでなく、日中の体温も低くなります。
体温が低いと、様々な悪影響を及ぼします。

 現代人は、夏になれば冷房の効いた部屋で
過ごし季節を問わず冷たい食べ物や、飲み物を
好んでとる傾向にあります。
 こうして、体に冷えがたまると、以下のように
様々な不調を招くようになるのです。

。免疫力の低下   :ウイルスや細菌などに
           対する抵抗力が衰え
           病気にかかりやすく
           なります

。自律神経の失調  :自律神経の働きが乱れ
           ると免疫力が低下し、
           様々な不調があらわれ
           ます。

。代謝機能の低下  :代謝機能が衰えると、
           肥満や便秘が起こり
           やすくなります。

。内臓機能の低下  :体が冷えると、肝臓、
           腎臓、腸などの内臓
           機能が低下します。
           腸は免疫料を担う臓器
           であり、免疫力の低下
           につながります。



by kyorindo | 2021-04-19 10:35

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