2021年 04月 19日
免疫の基礎
人間の体には、免疫という働きが備わっていま
す。免疫の仕組みの要が血液中の白血球です。
白血球は、リンパ球、顆粒球、マクロファージに
大きく分けられます。
そして、それぞれに得意分野を持って病原菌の
攻撃に当たるのです。
ところが、低体温だとこれらの免疫システムは
うまく働くことができません。
免疫の能力が衰えれば、様々の不調が体に表れて
来るのは当然のことです。
本来、人間の体内では目が覚める一時間くらい
前に、ステロイドホルモンが出て、そのホルモン
に刺激されて体温が上がる仕組みになっています。
体を活性化させる準備が始まるわけです。
しかし、低体温の人はこの働きが鈍っている
ので、朝だけでなく、日中の体温も低くなります。
体温が低いと、様々な悪影響を及ぼします。
現代人は、夏になれば冷房の効いた部屋で
過ごし季節を問わず冷たい食べ物や、飲み物を
好んでとる傾向にあります。
こうして、体に冷えがたまると、以下のように
様々な不調を招くようになるのです。
。免疫力の低下 :ウイルスや細菌などに
対する抵抗力が衰え
病気にかかりやすく
なります
。自律神経の失調 :自律神経の働きが乱れ
ると免疫力が低下し、
様々な不調があらわれ
ます。
。代謝機能の低下 :代謝機能が衰えると、
肥満や便秘が起こり
やすくなります。
。内臓機能の低下 :体が冷えると、肝臓、
腎臓、腸などの内臓
機能が低下します。
腸は免疫料を担う臓器
であり、免疫力の低下
につながります。
by kyorindo | 2021-04-19 10:35