2014年 01月 16日
インフルエンザに負けない!
肺・脾・腎の養生で、身体の抵抗力アップ
急な発熱、筋肉痛、関節痛などの強い全身症状が現れるインフルエンザ。
こうした症状は、中医学では「外邪」の侵入によるものと考えます。
外邪とは自然界から入ってくる病因で、インフルエンザウィルスもその一つです。
ウィルスから身体を守るためには、病気を寄せ付けない強い体質づくりが何より大切です。
インフルエンザを予防するポイントは「肺」「脾」「腎」の力を養うこと。
中でも肺は重要な臓器で、身体の防御力となる「気(エネルギー)」や、外邪が入り込む皮膚、鼻、喉などと深い関わりがあるため、その機能を整えておくことで外邪の侵入を防ぐことが出来ます。
脾胃は飲食物を消化し、栄養分や水分を全身に運ぶ臓器。
インフルエンザに負けないよう脾胃を健やかに保ち、十分な体力を養いましょう。
“生命の源”といわれる腎の機能を高めることは、病気を寄せ付けない根本的な抵抗力アップにつながります。
漢方 杏鈴堂薬局
by kyorindo | 2014-01-16 09:55