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腰や関節を犯す寒湿の邪気

 腰痛や関節の痛みを訴える人が増えています。
ひとつの要因として寒気と湿気です。
この寒湿の邪気は、腰や関節を犯し気血の流れを阻害します。
「不通則痛:通じざればすなわち痛む」というように、気血の滞りは体内に疼痛物質を生成し、
痛みが出てきます。
また人は加齢とともに腎の働きが衰え、腰や骨、関節が次第に弱くなってきます。
腎には、体全体を温める陽気の根本(腎陽)があり、生命活動と深く関わていますので
「命門の火」ともいわれています。
加齢により腎陽が不足してきますと、腰や関節が寒冷や湿気に犯されやすくなり、
痛みがでてくることになります。
この時に、腎陽を補い命門の火を強め、腰や足を襲う寒湿を取り除く漢方薬がお勧めです。

by kyorindo | 2011-11-18 19:09

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