~ 梅雨のめまい ~

〈水液内停〉

梅雨時に出やすい症状の一つに、ぐるぐる目が回るタイプのめまいがあります。
このめまいが起こるようなときは朝から全身がだるく、動くのもおっくうです。
しかも頭痛や耳が塞がっている感じが抜けず、腰は重く、ひざは曲げる度に
痛みが走り、夕方になれば、ふくらはぎから足首にかけてパンパンにむくんで、
靴下のゴムの跡だけへこんでいます。

東洋医学では、梅雨の症状はひとまとめにして『水液内停』と考えます。
これらはみな、水分代謝が悪くて起こっていること がわかります。
水液内停の原因の一つに「腎」のエネルギー不足があります。
腎は尿関係、冷え、老化、免疫に関わる「身体の湯たんぽ」的な役目で、
水分代謝に大きく関わっています。

補腎の鹿茸は、梅雨の不定愁訴にも応用できる生薬です。
鹿茸とお腹を守る紅参の漢方で、梅雨を元気に乗り切りたいものです。




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# by kyorindo | 2017-05-18 10:20 | Trackback | Comments(0)

春の元気は『肝』の養生から

 寒く長かった冬に替わって、春がやってきました♪しかし、毎年春になると、決まって
体調を崩してしまうことはありませんか??
暖かな日差しが心地よい季節ですが、その一方で、急な気温の変化や環境の変化など
ストレスで心身の不調を感じることも少なくありません。
これからの季節を元気に過ごすためにも、春に影響を受けやすい「肝」の養生を心がけ
ましょう。

 中医学の『肝』の捉え方は「疏泄」と「蔵血」です。

 「疏泄」とは新陳代謝のような役割ことで、全身を巡る 気・血・水 の流れを
スムーズにし消化や排泄を促進させ、精神の安定や五臓全体の働きをサポートしています。

 「蔵血」は血を貯蔵しながら必要に応じて、血を供給する血量の調節の働きもしています。
身体のすみずみまで血を届けて筋のスムーズな動きを維持したり、視力や目の健康を
保ちます。

「肝」の機能が低下すると、身体全体に影響し イライラ感 憂うつ感 精神の不安定 
頭痛 胃腸の不調 めまい 手足のしびれ 視力の低下 等々 不調につながります。

疲れがたまっていて何をしても楽しくない

疲れで頭がボーッとしてやる気が出ない

疲れて集中力が長続きしない

疲れやすく仕事や勉強がはかどらない

気持ちに春が来ないあなたに
  疲れたアタマに活! カラダに活!



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# by kyorindo | 2017-04-12 10:27 | Trackback | Comments(0)

体の「冷え」 自律神経の乱れが原因かも!?

 寒い屋外などにいると、手足の先が冷たくなり、全身が震えてきます。
体温が奪われると、手足の毛細血管が収縮して熱の発散を抑えます。
そんな屋外から暖かい屋内に入ると、毛細血管が広がってポカポカしてきます。
ところが、自律神経が正しく働いていないと、冷え性の人は手足が冷たいままです。
(特に女性に多い)

 体の機能が正常なら、寒い場所では交感神経の働きで血管が収縮し、
暖かくなると副交感神経が働いて血管を拡張させます。
人はこの切り替えで、体温を保っています。

 冷えはストレスや生活習慣の乱れなどで、この切り替えがうまくいかない時に
起こります。女性は男性より筋肉量が少ないために冷えは女性に多くなります。

 冷えは体にさまざまな悪影響をもたらします。血行が悪くなり、酸素や栄養が
十分に行き渡らなくなったり、また、老廃物も排出しにくくなり、だるさなど
体の不調を招きます。さらには、免疫力も低下し、代謝も悪くなるので、病気に
なりやすく、治りにくいという結果をもたらします。



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# by kyorindo | 2017-01-31 14:35 | Trackback | Comments(0)

全身のホルモンバランスを整える!


〈成長や生殖の機能をバランスよく補う)

漢方医学では「補腎」という観点を重要視します。
「補腎」とは腎を補う、つまり「腎」の機能を正すという意味です。
漢方における腎は、単に腎臓だけを指すものではなく、生殖器官や
ホルモン系、カルシウム代謝、視床下部副腎系を中心にした
内分泌系全般など幅広い機能を指します。
言い換えれば、腎は成長・発育・生殖に関する働きを生涯にわたって
左右する生命力の源と考えられています。

漢方的には主に陰陽のバランスを重要視します。気血の不足によって、
この陰と陽のバランスが崩れると、さまざまな症状が現れます。

腎で言えば、腎の陰が不足すれば(腎陰虚)ほてりやのぼせなどの症状や
腰痛や頭痛、手足の痛み、しびれ、むくみ、頻尿など引き起こします。

また、腎の陽が不足すれば(腎陽虚)疲労感や身体の冷え、白髪や脱毛、
生理不順などの症状が現れやすくなります。
ですから、老化を防ぎ、健康を維持するためには、常に腎の陰陽を
バランスよく整えることが不可欠です。
 
臨床では不妊症や、男女の更年期障害、腰痛や関節症、骨粗ショウ症や
四肢の痛み、しびれといった老化に伴う諸症状、認知症予防、未病予防などに
広く「補腎剤」は用いられています。

最近特に評価が高まっているのが動物生薬の亀板、鹿角等です。
体力や気力の低下を引き起こす「腎虚じんきょ」それを改善するのが補腎です。

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# by kyorindo | 2016-12-14 11:33 | Trackback | Comments(0)

不妊症 1

[周期調節法]

不妊体質の改善を希望するお客様には、同じ漢方薬をいつまでも飲み続ける方法ではなく、
中医学の周期調節法を取り入れながら、お客様によっては、西洋医学の理論に合わせた
治療法で、良い結果を得ています。

 中医学とは、

  中国の伝統医学で、整体観(バランス重視の医学)、弁証論法(オーダメード医学)
  未病先防(予防医学)を特徴としています。

○周期調節法とは

 漢方薬で、月経周期のリズムを妊娠しやすい状態に調節する 治療法で 
 中医学の陰陽理論に基づき、月経から排卵までの低温期を「陰の時期」、
 排卵以降の高温期を「陽の時期」 と、とらえ、さらに月経周期を『月経期』、
 『卵胞期』、 『排卵期』、『黄体期』という4つの時期に分けて体のリズムに合わせて
 漢方薬を 飲み分けていきます。
 そうすると
 乱れていた月経や排卵もおのずと整って、女性本来のからだのリズムを
 早く取り戻すことができます。

○西洋医学との併用
 
 漢方薬がさらにプラスに作用するケースが多いです
 体外受精で受精卵を子宮に戻しても必ずしも妊娠するとは限りません。
 母体の体質、内膜やホルモンの状況も大きく関係してきます。
 漢方薬でよい卵子が作れます。
 排卵誘発剤で卵子の成長を早めても質までは保証できません。
 この時
 補腎の漢方を併用して栄養を補ってあげれば卵子の質が良くなり、
 元気な赤ちゃんが生まれます。

○周期療法
 
 それぞれの人の症状に合わせながら、周期療法を進めます。
 周期療法の目指すのは、からだ全体の機能を整えながら
 良い卵子
 良い受精卵
 良い子宮内膜を作り
 着床しやすい体質に改善することです。

 また、たび重なるホルモン治療で、卵子が育たない状態になっているような場合は
 周期療法に入る前に まずは疲れた卵巣をいたわってあげることが大切です。
 卵巣を元気にする補腎薬を服用し、基礎体温も二相性に整ってきたところで
 周期療法に移します。



 
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# by kyorindo | 2016-10-19 12:15 | Trackback | Comments(0)