不妊症の薬膳

       

  血虚タイプ

「血」が不足している血虚体質によく見られる不妊症で、生理の時の経血量が少なく、めまいや立ちくらみ、顔が青白い、皮膚や髪につやがないなどの症状が見られます。
このタイプは、不足した血を補って、子宮や卵巣の働きを整えると妊娠しやすくなります。
レバー、鳥骨鶏、かき、なまこ、ごま、黒豆など、血を補う食材を積極的にとって、血虚体質を改善することから始めてみましょう。

 [この症状によい主な食材]

 レバー、かれい、太刀魚、豚肉、鳥骨鶏、かき、なまこ、ほうれん草、にんじん、トマト、小松  菜、金針菜、モロヘイア、ごま、黒豆、小豆、プルーン、ざくろ、なつめ、桃、ぶどう、レーズ  ン、黒砂糖、豆乳、豆腐など


  冷えタイプ

 冷えは女性の体にさまざまな障害を与え、不妊の原因になっていることもあります。
 冷えは黄体ホルモンの分泌不全で起こることがあり、その状態では妊娠しにくくなってしまうので す。そういう女性では毎日基礎体温を測ると、高温期が低くて短い傾向が見られます。
 冷えは、中医学でいうと気虚、血虚の状態です。そこでこのタイプの不妊では「気」と「血」を補 う食材が役立ちます。特に体を温め、新陳代謝を高める「温熱性」のえび、羊肉、ねぎ、にらなど がおすすめです。

 [この症状によい主な食材]

 えび、うなぎ、牛肉、羊肉、もち米、大和いも、長いも、にら、ねぎ、玉ネギ、生姜、山椒、にん にく、シナモン、くるみ、クコの実、よもぎ、栗、ざくろ

 “えびとそら豆の炒め物を作ってみました”

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えび     甘/温  肝・腎

       補陽
       内分泌機能とエネルギー代謝を促進する働き

そら豆    甘/平  脾・胃

       補中益気
       健脾利湿
       胃腸の働きを促進し、ビタミン、ミネラルも豊富

ミニトマト  甘酸/微寒  肝・脾・胃

       生津止渇
       口渇
       ノドの渇き

     夏の疲れた体に元気と潤いを与えます    
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# by kyorindo | 2010-08-10 13:00 | 薬膳 | Trackback | Comments(0)

健康とカルシウムの関係

       

  カルシウム不足の状態は、細胞の機能が十分発揮されないだけでなく、細胞間の刺激や
  情報伝達も滞ってしまいます。
  つまり、カルシウム不足は単に「骨が弱る」というだけでなく、実は、カルシウムは体内のバラ  ンスを整える必須ミネラルで健康状態全般に大きな影響を与えることになります。

  この情報伝達が滞ると悪化する病気に

  例えば
   ○ アレルギー性疾患(喘息、鼻炎、アトピー性皮膚炎etc)
   ○ 胃炎、便秘と下痢
   ○ 精神不安定、抑うつ、倦怠、更年期障害
   ○ 神経痛
   ○ 高血圧、狭心症
   ○ 糖尿病
   ○ 肝臓障害         等々があります

  カルシウムは十二指腸で吸収されて99%が骨に、残り1%が血液中に存在し、
  この1%が“機能カルシウム”として体内で大切な働きをしています。
   
  例えば
   ケガをして出血しても自然と止血するのは血液中のカルシウムイオンが働くからです。
   また、心臓の鼓動を維持したり、神経系の興奮を抑えたりもします。
   血液は全身の細胞に酸素と栄養を運んで炭酸ガスと老廃物を持ち帰る働きをしていますが
   カルシウムイオンも血液によって運ばれ、細胞の機能をより活発に発揮させます。
   たとえばホルモン分泌や酵素反応のシグナルとして働いたり、筋肉の収縮に
   関わったりしています。
   
   また、 病的にカルシウムが不足すると骨がもろくなるだけでなく、
   神経障害を起こしたり、カルシウム不足に反応して副甲状腺が異常亢進し、
   腎臓障害 (多尿症、高血圧症、尿毒症)、
   消化器障害(食欲不振、消化不良、消化性潰瘍)、
   骨    (疼痛、易骨折)、
   全身不快感(疲労、倦怠、筋肉痛、頭痛)
   など 多方面に傷害が現れる恐れがあります。

  カルシウムイオンの主な作用

   ○ 血液を弱アルカリ性(正常な状態)に保つ
   ○ 細胞の代謝を活性化
   ○ ホルモンの分泌を調整
   ○ 神経の興奮を抑える
   ○ 免疫力を高める
   ○ 骨の“軽石状態”骨粗鬆症の予防
   ○ 動脈硬化の予防
   ○ 高血圧の人に血圧降下作用
   ○ 酵素の活性化      etc
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# by kyorindo | 2010-07-24 11:39 | 花粉症 | Trackback | Comments(0)

女性のからだ  パートⅠ

           “ 妊娠しやすい身体づくり“

 病院の不妊治療は、タイミング指導、排卵誘発剤やホルモン療法、
 人工授精や体外受精などの治療が行われています。
 漢方治療としては
 病院の治療と並行して “妊娠しやすい身体づくり” を目標に漢方薬を服用します。
 不妊の原因を探し、また漢方の効果を確認するために基礎体温表を活用します。
 漢方薬を選ぶ際の参考にもなります。
 月経周期に問題はないのに、妊娠できない方には、生理の周期に分けて漢方薬を
 使い分けていきます。
 
 女性の月経周期は
 月経期、卵胞期、排卵期、黄体期 と4期で構成されています。
 それぞれの期間で身体の機能を十分に引き出せるように、漢方薬や養生法などを変えて、
 体質改善 していきます。
 子宮内膜症や、子宮筋腫、卵巣嚢腫などがある人はその手当を優先しその後に周期療法を
 開始します。
 不妊そのものがストレスになっても良い結果は得られません。
 焦らずに続けることが大切です。
 不妊治療が長引くほど身体も卵巣も疲れてしまいます。
 このような時に漢方薬を併用することで体調も回復し、不妊治療の助けになることは
 間違いありません。


              

               漢方   杏鈴堂薬局
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# by kyorindo | 2010-05-15 11:00 | 不妊症 | Trackback | Comments(0)

花粉症のおはなし

 皆さま こんにちは ‼

 三寒四温 ようやく暖かくなり 自然界の陽気も上がると 人間の体も陽気盛んになり
 元気いっぱいですネ
 春らんまん 桜の便りもチラホラと・・・
 さて 花粉症を お持ちの方には ちょっと
 つらい季節に なりますでしょうか・・・!?
  そこで 花粉症についての ちょっとしたお話をさせていただきます

 花粉症のはなし
 
〈症状と原因〉
 
 花粉症とは花粉が原因でおこるアレルギー性炎症で、日本人の五人に一人が花粉症だといわれてい ます
 
 花粉症の原因となる花粉は、50種類以上ありますが、主なものには、スギ、ヒノキなどの樹木の 花粉、カモガヤ、ハルガヤ、ブタクサなどの草の花粉があります
 残念ながら、花粉症は自然に治ることは少なく、若いときに始まった花粉症を一生引きずる方も
 少なくありません
 
 主な症状はアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎ですが、ときには 喉頭炎、皮膚炎、喘息など が起こることもあります

 花粉症に効果的な漢方は その方の体質と症状に合わせて処方を選びます
 
 まず 症状がひどい時には それを抑える漢方薬を(標治) そして次に花粉症にならない体質作 りに体質改善の漢方を服用します(本治)
 
 花粉症は漢方がもっとも得意とする分野の一つです
 お気軽にご相談ください
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# by kyorindo | 2010-03-23 10:19 | Trackback | Comments(4)