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全身のホルモンバランスを整える!


〈成長や生殖の機能をバランスよく補う)

漢方医学では「補腎」という観点を重要視します。
「補腎」とは腎を補う、つまり「腎」の機能を正すという意味です。
漢方における腎は、単に腎臓だけを指すものではなく、生殖器官や
ホルモン系、カルシウム代謝、視床下部副腎系を中心にした
内分泌系全般など幅広い機能を指します。
言い換えれば、腎は成長・発育・生殖に関する働きを生涯にわたって
左右する生命力の源と考えられています。

漢方的には主に陰陽のバランスを重要視します。気血の不足によって、
この陰と陽のバランスが崩れると、さまざまな症状が現れます。

腎で言えば、腎の陰が不足すれば(腎陰虚)ほてりやのぼせなどの症状や
腰痛や頭痛、手足の痛み、しびれ、むくみ、頻尿など引き起こします。

また、腎の陽が不足すれば(腎陽虚)疲労感や身体の冷え、白髪や脱毛、
生理不順などの症状が現れやすくなります。
ですから、老化を防ぎ、健康を維持するためには、常に腎の陰陽を
バランスよく整えることが不可欠です。
 
臨床では不妊症や、男女の更年期障害、腰痛や関節症、骨粗ショウ症や
四肢の痛み、しびれといった老化に伴う諸症状、認知症予防、未病予防などに
広く「補腎剤」は用いられています。

最近特に評価が高まっているのが動物生薬の亀板、鹿角等です。
体力や気力の低下を引き起こす「腎虚じんきょ」それを改善するのが補腎です。

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by kyorindo | 2016-12-14 11:33 | Trackback | Comments(0)