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―漢方では陰陽のバランスを重視―

漢方の理論は、古代中国の自然哲学の思想に基づいて成り立っています。
その一つが「陰・陽」の考え方です。
陰陽は、宇宙の事物をすべて「陰」と「陽」の一対で説明しています。
 例えば、太陽は「陽」で月は「陰」に、また、火は「陽」で水は「陰」、昼は「陽」で夜は「陰」
といった具合です。
いずれの場合も、互いに対立する要素でありながら、一方がなければもう一方は存在しない
という関係にあり、双方のバランスで宇宙の秩序が保たれています。
同じように、人体に陰陽があります。
人間のからだは陰陽のバランスが取れた「ちょうど良い状態」が健康な状態です。
私たちの組織や働きも、「陰」と「陽」に分けられます。
からだを作っている栄養素や水分、血液などは「陰」で、からだの機能は「陽」です。
 また、臓器にも、それぞれ「陰」と「陽」があって、心臓は心陰と心陽、腎臓は腎陰と腎陽の
バランスで機能しています。
こうした「陰」と「陽」のバランスを保つことが健康の基本であり、そのバランスが崩れることで
病気が起こると漢方では考えます。
この時に陰陽のバランスを回復するための漢方薬を使うことが漢方治療の基本的な考え方です。
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by kyorindo | 2013-05-23 11:52 | Trackback | Comments(0)