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一に養生、二に薬

 「冷え症は生活習慣を改めない限り・・・」
 
人はなぜ「冷え症」になるのでしょうか
原因としては、次のようなことが考えられます。
私たちの体温は、筋肉の収縮によって作られる熱と、食物を消化することで生まれる熱に
よって維持されています。
適度な運動は筋肉での熱の生産を助けます。
硬い食物をよくかむことも、口の周囲の筋肉の働きを必要とするので熱を作り出します。
さらに、硬い食物を消化するために胃や腸も大いに働きます。胃腸の運動も筋肉の収縮ですから、
さらに熱を作ります。

しかし、最近の私たちの日常生活はどうでしょうか
昔は歩いて買い物に行ったのに、今はすぐ車に乗ってしまいます。
食事も口触りがよく、あまりかまずに済む食品を好んで取るようになりました。
さらに冷蔵庫の普及で、いつでも冷たい飲み物や食べ物を口にしがちです。
つまり、今の生活習慣は熱を作り出す要素は少なく、逆に熱を冷ます要素が多くなっているのです。熱の生産量が少なくなれば、体は体温を逃がさないようにするため、手足や皮膚表面の血管を収縮させて血液の流れる量を少なくします。これが「冷え症」になる大きな原因だと考えます。
冷え症を治す漢方薬は数多くありますが、このような誤った生活習慣を改めない限り、
根本的な治療効果は望めません。
昔の人が、「一に養生、二に薬」と言っています。
まず生活習慣を正し、それでも不十分な時に薬を用いるという意味です。
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by kyorindo | 2011-01-18 10:33 | 花粉症 | Trackback | Comments(0)