2014年 02月 26日
花粉も邪気のひとつ~「袪風薬」
春の暖かい風に乗ってやってくるスギ花粉。くしゃみ、鼻水、目のかゆみ等の症状に悩んでいる人の数は十人に一人とも言われています。
漢方医学では、細菌やウィルスなどの病原体や、風邪(ふうじゃ)・ 寒邪(かんじゃ)・湿邪(しつじゃ)といった気候条件など、病気を引き起こす 原因となるものを邪気(じゃき)と呼んでいます。
花粉も邪気のひとつであり、体内に侵入して急激に発症するため、風邪(ふうじゃ)に属する疾患と考えられています。
漢方では、風邪(ふうじゃ)を取り除く薬を「袪風薬」といい温熱性の袪風薬と寒涼性の袪風薬と使い分けています。
また中医学には「正気が体の中にあれば外部の邪は体内に入れない」という考え方があり正気の存在を重視しています。
日頃から、食事や養生法などによって、正気を高め外邪を寄せ付けない体をつくる本治(根本)療法と鼻や目の症状を改善する標治(対症)療法の二段構えの治療法がお勧めです。
漢方 杏鈴堂薬局
漢方医学では、細菌やウィルスなどの病原体や、風邪(ふうじゃ)・ 寒邪(かんじゃ)・湿邪(しつじゃ)といった気候条件など、病気を引き起こす 原因となるものを邪気(じゃき)と呼んでいます。
花粉も邪気のひとつであり、体内に侵入して急激に発症するため、風邪(ふうじゃ)に属する疾患と考えられています。
漢方では、風邪(ふうじゃ)を取り除く薬を「袪風薬」といい温熱性の袪風薬と寒涼性の袪風薬と使い分けています。
また中医学には「正気が体の中にあれば外部の邪は体内に入れない」という考え方があり正気の存在を重視しています。
日頃から、食事や養生法などによって、正気を高め外邪を寄せ付けない体をつくる本治(根本)療法と鼻や目の症状を改善する標治(対症)療法の二段構えの治療法がお勧めです。
漢方 杏鈴堂薬局
by kyorindo | 2014-02-26 10:39